こんにちわ。ワクワク大好き Tori です。
今回は人にメッセージを伝える時に、
相手に快く動いてもらい易くなる、
ちょっとしたコツについて、お話します。
人が何かの行動をとる時、
嫌だと思いながら仕方なくやるよりは快く前向きにやる方が
良い結果につながりやすいですよね。
それなら、人に何か行動をとってもらいたいとき、
あなたのメッセージを聴いた人が嫌な気分になるよりも、
気持ちよく積極的になれる様な言葉を選んだ方が良い。
当たり前と言えば当たり前ですが、
いろんな場面ですぐに使い分けするのは案外難しいものです。
たとえばあなたが仕事で「失敗したなー」と思っているときに
「××さん、ダメじゃないか、もっと慎重にやらないと!
おかげで大きなダメージだ。」と、あなたを主語に叱られるのと、
「××さんがこれを上手くできなかったことを、
僕は悲しく感じます。どうすれば上手くいくか、
事前に僕たちで確認すると良かったですね。」
と、叱っている人や我々二人を主語に言われるのでは、
言われた時の気持ちに大きな差がありますよね。
相手を主語に発するメッセージを「You メッセージ」、
自分を主語に発するメッセージを「I メッセージ」、
両者を主語に発するメッセージを「We メッセージ」
と言ったりします。
メッセージの主語を変えるだけで伝わり方が違う。
実は同じ内容のメッセージでも、
主語を変えると伝わり方が変わるんです。
相手が、良い事、「繰り返し取ってほしい」行動をとった時は、
「〇〇さん、やったね、素晴らしい!」の様に
まず相手が主語の「You メッセージ」を使って褒め、
「僕もすごく嬉しいよ!」、
「僕たちのプロジェクトにとても役立つよ!」の様に
「I メッセージ」や「We メッセージ」を使って
嬉しい気持ちを伝えたり、共に喜んだりすると、
相手は継続して同じ行動をとりやすくなります。
逆に相手が、「繰り返し取ってほしくない」行動をとった時は、
「You メッセージ」を使って叱ると、相手を否定したり
突き放したイメージを持たれやすいので、避ける方が良いとされます。
そのときは「I メッセージ」や「We メッセージ」を使って
自分の気持ちが悲しい、やめてほしい、二人でよく考えよう、
というニュアンスを感じてもらうのが良いでしょうね。
この様に、
メッセージの主語に気をつけるとビジネスの関係だけでなく、
配偶者や子供にも素直により良い方向へ動いてもらい易くなりますよ!
こんなちょっとしたことで人の心理は変わるので、
是非知って活用したいですね。