人が現実の外的な出来事を受けると、
その人の無意識のフィルターを通して反応します。
無意識のフィルターは個人個人によって異なります。
このような無意識のフィルターのことを
メタプログラムといいます。
人は刺激に対してプログラムが働いて反応します。
それぞれの個人個人によって
決まったプログラムが働くのです。
人に言葉をかけて行動させようとするときに、
効果のある言葉というのは、個人個人によって異なります。
沈没船ジョークで日本人に対しては
「みんな飛び込んでますよ!」というと
日本人は海に飛び込むというのがありましたが、
日本人というのは自分で考えないで
このように大勢の人に従うことが多いかもしれません。
サラリーマンの人に「仕事で成果をあげれば昇進するよ」と
言ったほうがやる気が出る人もいれば
その反対に「仕事で成果を出さないと解雇されるよ」と
言ったほうがやる気が出る人もいます。
この場合は昇進するという可能性に反応するのか、
解雇されてはいけないという必要性に反応するのか
という違いです。
このようなことをメタプログラムでは、
方向性が違うといいます。
すなわちこれが方向性のフィルターです。
言い換えると、その人が【目的追及型】なのか
【問題回避型】なのかという違いです。
【問題回避型】の人に【目的追及型】の声かけをしても、
全く効果がありません。
逆も同じです。
もしもリアルのビジネスであれば、
相手がどちらのタイプなのかを見極めて、
その人にあった声かけをしていきます。
ネットビジネスであれば、
自分が想定している読者について、
年齢・性別・職業などの他に
その人の方向性のフィルターも前提として
記事を書いていきます。
さて、今回メタプログラムのフィルターの一つについて
簡単に紹介しました。
そして、メタプログラムには、14のカテゴリ―があります。
ニュープロではこれらのメタプログラムの理論を学び、
そして実践を通して自分でも使えるようにしていきます。
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