人生をワクワクで書き換えるWEBライター、horihoriです。
今回はGWCMを活用して、読み手が求めていることについてライターはどうしたら寄り添うことができるか?を考えてみましょう。
また、GWCMとは「ゴールライティングサイクルメソッド」の略語ですが、これがライティングでどんな役割を果たすのかを紹介していきたいと思います。
目次
ブログを読んでもらったら…?
まず、あなたがブログを読む目的を考えてみましょう。
何か役立つ情報があるから?
このブログのライターさんのファン?
○○について専門的かつ詳細に教えてくれる内容だから?
ネットサーフィンでたどり着いて?
自分の時間を割いてわざわざ読むくらいだから、何かを知りたくてブログを訪問することが大半だと思います。
読んだ記事の内容が知りたくて納得できたなら満足もできますが、最後まで読んだけどつまらなかったら時間を損した気分になりますし、途中で読むのも止めてしまいますよね。
もしあなたがライターさんなら、読者さんは何か情報を得たくてブログに訪問してくるということをまずは頭に入れておいてください。
その上で、あなたが発信したい情報の内容を考えていけば、読んだ後にこのブログで問題解決した!訪問してよかった!と読者さんに言ってもらえるブログを仕上げることができるのです。
GWCMとは?
GWCMとは「ゴールライティングサイクルメソッド」の略ですが、読者さんのゴールを設定するのに必要なスキルです。
ざっくり説明すると
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①読者を設定する ②読んだ後にどんな感情になっていてほしいか?(感情ゴール) ③その後のとってもらいたい行動はどんな行動?(行動ゴール) |
この3つがポイントです。
自分の書こうとしているテーマに対してこの3つを設定しておくと、お悩み解決ならその後にその通り行動してくれる、アフィリエイトならタグを踏んで紹介した物品を購入してもらえる、ということになります。
①読者の設定
読者の細かい設定ができていれば、内容をターゲットに寄せて記事を書くことができます。
自分の書くテーマを、こういった人に届けたい、こういう感情になってもらって、結果この行動を取ってもらいたい、という流れを作るのに大切です。
例えば、自転車の紹介記事を書くことになりましたが、こういったターゲット設定はどうでしょうか?
・30代女性、旦那さんと保育園に通うお子さんが2人の4人家族 ・夫婦共働きのワーキングウーマンで、都市部に在住 ・駅から自宅までは徒歩15分くらいの賃貸マンションに住んでいる ・保育園にお子さんを送った後に出勤、保育園は駅から反対方向で徒歩8分程度の場所 ・仕事帰りに駅近のショッピングモールでお買い物 ・休日は家族で公園に出かけるのが最近の習慣 ・子供2人を自転車に乗せて動き回るのは大変で、フラフラしてちょっと怖いことが悩み |
このターゲットの女性には、お子さんを乗せられるシートを設置できる電動アシスト自転車を紹介してあげると購入の選択肢に入るのではないかな?という結論を出すことができます。
キーワードをどんどん出して想像することで読者の設定をおこない、ターゲットの絞り込みをしていきましょう。
②感情ゴールを設定
ターゲットが決まったら感情ゴールを設定します。
この記事を読んだらこういう感情になってほしいという設定ですが、読み終わったときにすぐそうしたいと思ってもらえるように、読者さんの心に刺さる文章を書いて感情を動かすのです。
保育園に通う2人のお子さんをお持ちの30代女性層に、お子さんを乗せるシートを設置できる電動アシスト自転車を紹介するのにどの部分に焦点を当てていくのかを考えてみましょう。
例えば… ・子供2人を前後に乗せたり、荷物がたくさんでも安定感のある走りができる ・電動アシストバッテリーの充電時間が短く済む ・車高が低くて乗り降りが簡単、子供を乗せるのも楽々 ・男女問わず似合うデザインやカラーなので、夫婦でシェアできる ・価格も従来の電動アシスト自転車よりも安価 |
こういった内容でターゲットの心情に寄り添って、この自転車ならあなたの日々の生活を手助けする相棒になってくれますよ、と語りかけてみましょう。
ターゲットがこの記事を読み終えて、この自転車に魅力を感じて欲しいと思ってもらえたなら感情ゴールは成功したと言えます。
③行動ゴールを設定
最後に行動ゴールを設定します。
今回は電動アシスト自転車を、保育園に通うお子さん2人を持つ30代女性層をターゲットに紹介という設定をしました。その結果、読んだ方が紹介した自転車を気に入って購入してくれたならGWCMの設定は成功です。
その他にも…
知りたかったことが書いてあって、その通りに行動したら問題が解決した
興味が湧いてもっと知りたいから、無料レポートをもらった
読んでみたとおりになるならと思い、紹介していた商品を購入してみた
紹介する物の違いこそあれ、あなたの書いた記事を読んでその行動を取ってもらえたら嬉しいですよね。
しかし、そうならなかった場合は何かが違うということになるので、読者の設定や感情ゴールの設定を調整してみて、望む行動ゴールにたどり着くことを目指して修正を続けます。
これは慣れるまでは難しいですが、始めのうちは自分が読むならこういう記事ならいいな、の視点で十分です。自分が読んでこういう内容だったらこういう感情になって行動してしまうかも、と自分自身をモデリングして記事を書いてみるといいですね。
何回も繰り返し練習していくうちに、思い通りのGWCMを設定することができるようになります。ライターとして必須とも言えるスキルですので、たくさん練習して身につけておきましょう。
以上、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!