ペーシングについて

こんにちは。タケッチです。
今回はペーシングについて話しをしたいと思います。

ペーシング知ってるよ。

1964年の東京オリンピックの無差別級で金メダルを獲得した
オランダの柔道家でしょ。

それはペーシングではなくヘーシンクです。(笑)

ペーシングとは、ラポールテクニックの一つです。
ラポールとはフランス語で「架け橋」を意味し、
心理療法の世界では信頼関係を構築する方法ということは以前お伝えしましたね。

ページングとは何かというと相手のペースに合わせることをいいます。つまり、
相手が話しやすい雰囲気や空気をつくりだし、安心感や心地良さを感じてもらう
ことです。

相手が話しやすい雰囲気や空気をつくりだし、安心感や心地良さを感じてもらう

例として銀座の高級クラブのホステスさんを思い浮かべてみましょう。

銀座の高級クラブは相場が8万円~10万円と決して安くはありません。
高いお酒を注文すれば20万、下手したら30万以上になります。

でもお客さんはホステスさんと楽しく会話をして楽しんでますよね。
お金があるから楽しんでいる。
それもあるかも知れませんが

理由の一つとして
ホステスさんが
相手が話しやすい雰囲気や空気をつくりだし、安心感や心地良さを感じてもらう
ことを実践しているからです。そう!ページングを実践しているのです。

ペーシングとは何か具体的に説明しますね。

1.自分の話を少なくする

相手に楽しく話してもらうことです。
楽しいと感じるのは自分の話をしているときなので、なるべく自分の話を挟まないようにします。

途中で遮ったり、話の腰を折ったりしないだけでも会話を楽しんでもらえます。
特に避けた方がいいのは、自分のことばかり話さないことです。

それを行うと会話の主導権を持っていかれたと感じます。
そうなると、楽しく会話ができなくなります。

2.愛想よく相槌を打つ
会話は流れが重要です。流れが止まると盛り上がっていた会話も続かなくなります。
流れを生み出すために大事なのが相槌です。相槌の打ち方が上手いと会話が弾みます。

例えば、「はい」や「うん」などの相槌だけではダメです。
会話の中で時折「それでどうなったの」「もっと詳しく聞かせて」とか
上手に会話を引き出す相槌が重要です。
特に話の流れが止まりそうなときは、
相槌で話題を変えて別の方向に話を持っていくというテクニックもあります。

また、愛想よく相槌を打たないと、本当に話を聞いているのか
話している方は不安になります。なので上手に相槌をうちましょう。
補足として笑顔で相槌を打つことで、さらに会話が楽しくなります。

3.興味を持って聞く姿勢が大事
傾聴力の話にもなりますが
気持ちよく会話をしてもらうには聞き上手になることも大事です。
聞き上手だと、会話が止まることは少ないからです。
上手く色々な情報を聞くことができるので、話題に膨らませることも難しくありません。
会話の中から相手が興味を持っていることを見極めて、その方向に会話を持っていくこともできます。

また、興味がありますという姿勢も大事です。
前のめりになって聞いている姿勢などは、興味があると相手に思われるでしょう。
そのような姿勢だと、相手はどんどん話したくなるのです。

またペーシングには以下もあります。

1、相手の話し方のスピードやリズムなどに合わせる
2、相手の声の大きさや高低に合わせる

どういうことかというと

1、相手の話し方のスピードやリズムなどに合わせる
これは、ゆっくりめに話す方には、ゆっくりめに話す。
少し早く話す方には、少し早めに話す。

つまり相手のぺースに合わせる事です。

相手のペースに合わせることで相手と自分の間に親近感が生まれ、
この親近感が、さらに心の距離感を近づけてくれます。

2、相手の声の大きさや高低に合わせる
これは、大きな声の方には大きめの声で、小さい声の方には小さめの声で話す。
声の張りなども合わせていきます。

他にも、価値観や呼吸に合わせるなどのポイントが、
ペーシングには存在しています。

それらも身につけていくことで、

・相手にとって話しやすい存在
・安心して心を開ける存在
・自分のことを話してもいいと思える存在

になることも出来るのです。

職場で上司や同僚や取引先とのコミュニケーション
友達、家族、恋人、夫婦とのコミュニケーション

でも大いに役立ちますので、
ぜひあなたもペーシングを築いて、よりよい人間関係を作って行きましょう。

 

私がNLPを学ぶきっかけになったのはこちら

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事