お釈迦様の逸話に触れて、NLP的に感じたこと その2

人生をワクワクで書き換えるWEBライター、horihoriです。

最近、お釈迦様の逸話に触れる機会がありNLP的にどう感じるかを記事にしてみましたが、もう一つご紹介してみたいと思います。

こちらのお話を自分は初めて聞きましたが、非常に面白いと感じました。

さて、そのお話の顛末は如何に。

お釈迦様と悪口男

お釈迦様が周りの人々から尊敬を集めていることに対して、それを妬ましく思っている男がいた。

「どうしてあんな男がみんなから尊敬されているのだ?面白くない!」

なので、男はお釈迦様に対してたくさんの人の目の前で罵倒してやろうと考えた。きっと悪口を言われたら、あいつも汚い言葉で返してくるに違いない。それを見た多くの人はがっかりして心が離れていくと思ったからだ。

そして、男はお釈迦様の散歩して歩いて来る場所に待ち伏せをして、考えつく限りの罵詈雑言を浴びせかけ始めた。

「やい、おまえ!(言葉にするのもはばかられるような汚い悪口の数々をこれでもか!というくらいにお釈迦様に言い始める)」

だが、お釈迦様はただ黙って男の悪口を聞いている。

それを見ていたお釈迦様の弟子たちは、苦々しい思いで師匠に向かって言った。

「師匠、あんなこと言われてますがいいのですか?(男の悪口をおうむ返しにあらためて師匠に向かって言っているけど、実は日頃のうっぷん晴らし?)それなのにどうして黙って聞いているのですか?」

それでもなお、お釈迦様は黙って男が投げかける悪態を聞き続けている。

そのうち、男はお釈迦様が何の反応も示さないことに虚しくなり、また、長時間に及び悪口を言い続けたことで疲れ果ててしまいその場にへたり込んでしまったのだ。

その様子を見って、お釈迦様はやっと男に向かって静かに話し始めた。

「もし、自分が贈り物をしようとして相手がその贈り物を受け取ってくれなかったとする。そうしたら、その贈り物は誰の物になるだろうか?」

そう問いかけられて、男はすぐさま答えた。

「決まりきったことを、それは送ろうとした者のものだろう。」

そう言ってすぐに男はハッとした。その様子を見てお釈迦様は話を続ける。

「そう、今そなたは私のことをひどく罵った。でも、私はそなたの罵りを一切受け取らなかった。だからその悪口はすべてそなたが受け取ることになるのだよ。」

ラポールを築き良好な関係なるためには、どうしたらいいだろうか?

この逸話は、お釈迦様は男からの悪口を一切受け取らず、その悪口に影響を受けなかった心の強さのことを教えてくれています。
そうですね、受け取る必要の無いものは受け取りを拒否しても構わないでしょう。

この話を聞いて真っ先に感じたことは、相手とラポールを築いていくにはどうしたらいいのか?ということです。

ラポールとは心の架け橋という意味を持っていて、NLPでは特に重要視されています。
家族・友人・ビジネスパートナーなど相手との良好な関係を築くのに、共通点を見つけたり動きに同調することでお互いの心の距離を縮めていきます。

会話の中で共通の話題が出たときに好きなことが同じだとわかったり、笑ったり泣いたりする感情のツボが同じとか、他にも声の大きさや笑い方や仕草が同じと、そういうことで相手に共感を覚えた経験はありませんか?
相手の言葉が自分の心情に寄り添ったものなら、「この人自分のこと考えてくれているな」と好意をいだくことでしょう。

逆に、ちょっと自分とはフィーリングが合わないなと感じたり、自分本位な一方的な意見を言われたなら相手のことが嫌いになることもあります。何か提案されたとしても、それがお互いのためになる提案だとしても拒否されたり、それどころかどちらかが得をして損をする提案をしかねません。

その相手と良好な関係を築きたいのに、こちらが送った好意的な言葉や態度が伝わらなかったらそれは無意味なことです。悪口ですら無視されたら虚しく感じるのですから尚更ですね。

ですので、ラポールを築くということはお互いの好意を送り合うとも言えそうです。

悟りを開いたお釈迦様の心情を察するのは凡人には計り知れないかもしれませんが、身近で大切な人とはいつまでも良好な関係を築いていきたいですね!

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