SWOT分析について

こんにちは。ユーモアを暮らしの中に人生を楽しむタケッチです。

引き続きビジネスフレームワークの用語を10回に渡って紹介していきます。

ビジネスフレームワークとは、
経営戦略や業務改善、問題解決などビジネス上で
役立つ分析ツールや思考の枠組みのことです。

問題解決や意思決定を必要とするときに、漠然と考えていたのでは時間がかかるうえに
有効な手段や結果にたどり着けないことってありますよね。

フレームワークとは「枠組み」「骨組み」「構造」のことです。
要は検討すべき項目やポイントをパターンとして落としこんで考えるための枠組みです。

フレームワークにはさまざまなものがあります。
4回目の今回はSWOT分析についてお話します。

SWOTとは、「企業のStrength(強み)、Weakness(弱み)、
Opportunity(機会)、Threat(脅威)」の頭文字をとったもので、
経営戦略や計画の現状分析を行うにあたり有効なフレームワークです。

内部環境と外部環境をそれぞれプラス要因(S、O)、
マイナス要因(W、T)に分けて分析することで、経営戦略を導き出していきます。

それでは内部環境と外部環境について見ていきましょう。

 

SWOT分析内部環境と外部環境があるんですね。
僕は内面見られたくないな。

 

あなたの内面はどうでもよいとして(笑)
企業における内部環境と外部環境をこれから説明するわね。

 

目次

内部環境

自社のサービスといった内部環境についての
Strengths(強み)とWeaknesses(弱み)を洗い出していきます。
強みを高めることで攻撃力を高め、弱みに対処することで
守備力を強くする目的があります。

 

内部環境の項目例

・資源(リソース)

・顧客サービス(コンテンツ)

・販売、マーケティング

・技術、ノウハウ

・システム

・インフラ

・マネージメント

・価格

・輸送時間、方法(チャネル)

・ブランド力

・人材、組織

・設備、資産

・企業理念、企業風土や文化

など

 

外部環境

市場や社会状況など、マクロ視点で見たときの外部環境について
Opportunity(機会)とThread(脅威)を洗い出していきます。
マクロ環境を分析するPEST分析もこうした外部環境の
影響度合いをみていくものでしたが、
SWOT分析のOpportunity(機会)とThread(脅威)はPEST分析とも
組み合わせて一緒に使用できます。

 

外部環境の項目例

・政治、法令

・市場トレンド

・経済状況

・株主の期待

・科学技術

・公衆の期待

・競合他社の行為

など

 

内部環境と外部環境良く分からないです。

 

そうだろうと思ったわ。(笑)
これからポイントを説明するわね。

 

SWOT分析のポイントは
以下の通りです

・「強み」を活かす方法を考える
・最適なタイミングでSWOT分析を使う
・クロス分析を行う

強み×機会 :    
「強み」によって「機会」を最大限に活用するために取り組むべきことは何か?

強み×脅威 :   
 「強み」によって「脅威」による悪影響を回避するために取り組むべきことは何か?

弱み×機会 :    
「弱み」によって「機会」を逃さないために取り組むべきことは何か?

弱み×脅威 :   
「弱み」と「脅威」により最悪の結果となることを
 回避するために取り組むべきことは何か?

 

強みを活かす方法を考え実行し、それを評価・最適化して戦略をつくり、
クロス分析によって弱い部分を改善したり、
強い部分を最大限に発揮したりすることで
「戦略をどうしていくか」までを導いていきます。
SWOTではこの3つのポイントを押さえて
適切に使用していくことが必要となります。

 

それでは具体例を見ていきましょう。
ここではコーヒーショップを例にSWOT分析を見ていきましょう。

S→Strength(強み)
W→Weakness(弱み)
O→Opportunity(機会)
T→Threat(脅威)

で見ていきましょう。

こうすることで自社の
S→Strength(強み)
W→Weakness(弱み)
O→Opportunity(機会)
T→Threat(脅威)

が分かりますね。

先輩、SWOT分析良く分かりました。

じゃあプレゼンよろしくね。

 

先輩それは勘弁して~

 

 

今回はSWOT分析についてお話をしました。

SWOT分析はビジネスで戦略を立てる時など大いに役立ちます。
なのでSWOT分析ってあったなって感じで覚えておいてくださいね。

 

私がNLPを学ぶきっかけはこちら↓

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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